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【2887】160528 大佐邸再訪(終)向きだけでこんなに変わるの!?・・・(^^; 

さてさて、キットヒットのスーパーツイータを導入され、新たなサウンド方向へと進化された大佐邸・・・

スタジオ系からライブ系と、いろいろな音源を聞かせていただいて、大佐邸の新たなサウンド傾向を感じるとともに、大佐邸の鳴らし込まれたHB-1ならではの出音のからくり?に、σ(^^)私の頭の中の理解を進め・・・自分なりに結構すっきりとして来たかな?と・・・(^^;

で、ここでかけられたのが・・・これまでも大佐邸で何度か聞かせていただいてる、井上揚水のFMライブ音源を・・・

おお!これ凄いですね・・・これまで聞かせていただいた中では、一番スタジオライブの生々しさが感じられる気が・・・スタジオの空間の広さや雰囲気が凄くよく分かる・・・思わずその場にトリップしそうなほど・・・(^^;

で、おつぎは・・・ビートルズのSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandを・・・

うん、さすが、デジタルの強調感を全く感じず、鮮度感は高いのに煩くない、素晴らしい再生ですけど・・・σ(^^)私的には、ビートルズは、アナログの方がしっくり来ますね・・・(^^;

おつぎは・・・ピンクフロイドの狂気の1974年のライブ音源・・・

お、σ(^^)私これ聞くの初めてです・・・ライブなのに凄いクオリティで録られているんですね!・・・ちょっとビックリ!(@@;・・・あのぐるぐる回りは、ライブゆえ難しいみたいですが・・・演奏の雰囲気はライブならではのゆったりとしつつも緊張感のある、凄くいい感じですね!・・・2011年のリマスター盤でライブ音源とセットになって発売された盤とのこと・・・

と、ここで時間も残り少ないのでと、クラシック・・・ストラヴィンスキーの火の鳥を、ブーレーズ指揮シカゴ響で・・・

おお・・やはり、個々の演奏の鳴りっぷりは素晴らしいですね・・・でも、やはりクラシックの再生は難しいですねえ・・・

音の鳴りっぷりは素晴らしいんですけど・・・クラシックを聞く方は、ちょっと違和感を感じられるかも知れませんね・・・

今の鳴り方には、ちょっとライブ的に鳴ってる感じがするところがあって・・・例えば、グランカッサなんかは、ステージ奥で鳴ってる感じがするんですが、金管や木管、バイオリンとか・・・中高域に響の多い楽器が、前に出て来てしまう・・・演奏場所がステージの中ほどで、響きがこっちへ飛んでくるのと違って、演奏自体がかなり前に来てしまっている・・・

もちろん、個々の音、演奏している細かな部分まで、しっかり出ているんですけど・・・その場所が、ライブだと、どんどん前に来てくれる方が気持ちいいんですけど・・・クラシックを主に聞かれる方って、大抵、コンサート基準で聞かれるので・・・ホールのどこで聞いているかによって・・・そこで聞こえるステージをイメージして聞かれるので・・・今の鳴り方だと、その部分で違和感を感じられるんじゃないかなと・・・

と、突然大佐が立ち上がり・・・ちょっといいですか?と・・・(^^;

σ(^^)私が立ち上がって、エコーネスの椅子から離れると・・・その椅子を持ち上げて・・・絨毯の向きを変えてもらえます?って・・・

そう、この時までは、静かの絨毯が、フロントステージに対して長辺が縦になるように(縦長で)敷かれていたんですが・・・これを横長にしてくれと・・・

ってわけで、絨毯を90度回して、横長に敷いて・・・その上にエコーネスを戻して・・・これで聞いてみてと・・・

で、椅子に座ると・・・おおおお!・・・全然違う!・・・ビックリ!(@@;

帯域のバランスが、少し中低域方向が厚めになって・・・サウンド展開が、SPより後方へ広がって、各楽器の演奏場所もステージらしい配置に・・・おお!凄い!

絨毯の向きを変えただけで、こんなにも空間展開が変わっちゃうの?!(@@;

と、大佐が・・・前は2人掛けの椅子だったので、絨毯も横長配置だったんだけど・・・椅子をエコーネスに変えた時、絨毯も縦長にして、椅子が絨毯に全部乗る感じにしたら、ああ言うライブホールみたい(広がりと前得の展開)になったので・・・音の広がりや、手前への来方は、この静の絨毯でコントロール出来ることを見つけたと・・・

どうやら、JazzやPops系とクラシックで鳴らし方が違うというのは、既にご存知だったってことで・・・

それにしても、変わりますね!・・・ライブとクラシックのコンサートで、これだけ聞きたいイメージが違うってのを改めて認識したわけですけど・・・それが、絨毯の向きだけでこれほどまでに変えられるって言うのは、もの凄いですよね!(^^;

で、実は、木曽の後本家の方でも、このような対策のためのつぎのアイテムを準備されているとかで・・・なんと、つぎのステージへの計画も見え始めているようで・・・

と、ここで再度、ロドガブのフランスライブをかけられると・・・

お、これこれ、このバランス!・・・ちょっと中低域よりの重心・・・このところずっとアナログ三昧なσ(^^)私の耳には、こっちの方が好みですが・・・最初の広がりや空間、演奏の仔細まで余すこと無く出し切るサウンドにもめっちゃ惹かれるわけで・・・(^^;

と、ジャパンライブをかけられると・・・おお!こっちはこれでかなりいい!・・・なるほど、音源の高域の入り方が違うんですね・・・だから、この辺でフランスライブは鳴らし難いってことなんですね・・・

それにしても・・・絨毯の向きでこれだけその世界が変えられるのであれば・・・更なるアイテム追加で、もっと高度な調整が出来るはず・・・そうなれば、かなり欲しい音の両方を、高い次元で満たせる可能性をあるわけで・・・う~ん、つぎのステージの完成が楽しみですね!(^^;

で、最後に・・・チューニングのあれこれについての話を・・・

STWの天板には、静のレコードスタビライザーの試作版を乗せておられ・・・これを外すと・・・なんと、普通、こういうものを置くと音が押さえられるのに・・・取ると、高域の伸びがなくなり、目線より上の広がりが薄れるのに・・・逆に乗せたほうが高域が天井方向へ綺麗に広がるという・・・σ(^^)私の常識の逆が・・・(@@;

【アンプ下のボードやインシュ】       【HB-1のスタンドのチューン】
2887-02アンプ下のボードとインシュ 2887-03HB-1のスタンドのチューン

で、同じ材質の静のボードは、アンプの下にも・・・で、このインシュもスパイク受けの下に黒檀をゲルで貼り付けてあったり・・・

HB-1のスタンドには、鉛の粒が2袋・・・これはスタンド重心を下げることで、低域のドンッて音が、ちゃんと地に足が着いた音になるんだそうで・・・

この他、振動の循環?戻り?とか縁切りと吸収とか・・・その工夫の話とか・・・

とっても勉強になる話をたっぷりお聞きして・・・ホントはもっとってとこなんですが・・・ちょっと所用で時間が短くて残念ながらこれにておいとますることに・・・

いや~面白かった!・・・今回も、ほんとたくさんの学びと気付きをさせていただきました!・・・どうもありがとうございましたm(_ _)m

この先の更なる上のステージ楽しみしています!・・・是非またよろしくお願いしますm(_ _)m

ってわけで、今回の訪問の話は、これにてお終い・・・明日からは、また小ネタに・・・

ま、いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

ホール感,HB1だけでは・・

ライレさん、コメントありがとうございますm(_ _)m
ホール感にどんな要素を求めるかによって、大きく違うと思いますが・・・
極低くい帯域の空気が動く様を、実際のホールと同じように体感するのは無理として・・・
広過ぎない部屋とじっくり鳴らし込まれたHB-1って、結構、σ(^^)私の常識を超える、驚くべき空間を感じさせてくれるんですよ・・・(^^;

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