【2788】160130 酒仙坊邸:カートリッジ聞き比べ(3)スクリーニング・・・(^^; 

さて、酒仙坊邸でのカートリッジの聴き比べ会・・・まずはここまでのチューニングの成果と言うことでデジタル音源でのサウンドを聞かせていただいて・・・

いよいよアナログをと・・・まずは、オルトフォンのSPU Royal Nでの音を聞いて・・・っと、ちなみにこの時の昇圧トランスは、オルトフォンのST-7でした・・・

で、ここでオルトフォンのカートリッジについての話・・・Aシェル、Gシェルその他も、同じメーカーでもいろいろな方向性の音があることや・・・ハイインピーダンスの決め手はEMTがあるので、ローインピーダンスの決め手を模索するのが、今回の目的って話や・・・

実は・・・って、酒仙坊さんのカミングアウトがあったり・・・Mさんからは、カートリッジは、どれか1つで万能と言うわけには行きませんのでと・・・

で、それじゃあそろそろお楽しみのカートリッジのスクリーニングと言うことで・・・

【比較するカートリッジ】2786-03
2786-03比較するカートリッジ

ちなみに、これから聴き比べするカートリッジの針は、全てラインコンタクト針とのこと・・・で、まずは、フェーズメーションのPP-300から・・・

ふ~ん・・・全く音の出方が違うんですね・・・音色と言うか今風の音のバランスと言う感じ・・・レンジ広く高域が非常に繊細で・・・ただ、先程のSPU Royal Nで感じた空間の奥行き感はどこかへ行っちゃった感じで・・・通奏低音が一気に減って、ふわっとした空間の広がりがしゅっとしぼんじゃった感じ・・・

っと、酒仙坊さんから・・・もうちょっと期待していたんですけどと・・・

Mさんから・・・出力電圧は0.7mVほどPP-300の方が高くて、針圧はRoyalが3gでPP-300が2gとのことで・・・

で、同じフェーズメーションや他のトランスを使ったり、使いこなしでもっと良さが出るかも?との話や・・・酒仙坊さんからは、Byerのトランスにするとしっとりした感じが出るとか・・・Mさんからは、パートリッジが一番クラシックに合うと思うんですけどとか・・・

ああ、この辺り、先日酒仙坊さんからいただいたコメントにあったように、それぞれ興味のポイント、聞き方が少し違うと仰っていたところですね・・・

と、いろいろコメントはあったものの・・・いずれにしても、このスクリーニングでは、PP-300は、早々に脱落することに・・・(滝汗

で、おつぎは・・・興味津々・・・σ(^^)私も使ってるZYXの上位機種R100-2を・・・

ほう、非常に滑らかで音の彩りは豊富で少し濃い目な印象ですが・・・原因不明ですが、少々左右のバランスが不完全?右が小さかったのもあるのか・・・全体に大人しく、少し引込んだ印象で・・・ってか、後方展開タイプのサウンド空間の出来方という感じで・・・バイオリンの音色が綺麗ですねと・・・

と、酒仙坊さんから・・・ここまでの3つのかなでは、一番大人しいですね・・・バイオリンはちょっと艶っぽくて・・・Royal Nの方がちょっと賑やか・・・ま、ZYXがヨーロッパで人気が高いというのもよく分かりますねと・・・

Mさんからは・・・比べるとPP-300は、ちょっと腰高な音に聞こえます・・・それに、シェルがより高域の音を強調するタイプと言うこともありますねと・・・

とここで、話題は、録音や音作り・・・クラシックとJazzやロックやポピュラーなどの音作りの違いや何を基準に聞き比べるのかなどの話も・・・

で、おつぎは、Mさんのベンツマイクロから・・・インピーダンスの低いACE-SLを・・・

【M'sドーピング】
2788-01Msドーピング

っと、カートリッジはノーマルですが・・・リード線が糸巻き?チューンされてて、シェルにはfoQによるドーピングが・・・(@@;

ほう!・・・音数多く、レンジも広く、R100より少し華やかに彩り豊かな感じで、少し前方に音が出て来るというか、近くで聞いている感じ・・・バイオリンの倍音の延びもありますね

と、酒仙坊さんから・・・R100-2とRoyalのいいとこ取りしたような感じ・・・ワイドレンジでしかも艶もある感じと・・・

透明度が高いというか、音の純度が高くて・・・中域の下の方がよく聞こえる・・・っと、酒仙坊さんから、チェロがよく聞こえますねと・・・Mさんからは、音の勢いのある元気な音になりますねと・・・と、酒仙坊さんが、ZYXの方が少し引込みますねと・・・とMさんが、コンサートホールならZYXは、真ん中より少し後で、ACE-SLは真ん中より少し前で聞く感じと・・・酒仙坊さんからは、トランスとのマッチングいいですね、それと音が明るいですねと・・・

っと、フォノイコがMC対応でもトランスを入れてゲインを落として使った方が好結果なので・・・σ(^^)私のところでもどうか?って話になったのですが・・・うちのフォノイコはMCポジションしかバランス伝送にならなくて・・・トランス入れると入力オーバーで音が出なくて・・・トランスとMM入力よりバランス伝送の方がいいもんで・・・(^^;

【ACE-SM】
2788-02ACE-SM.jpg

で、おつぎは同じベンツマイクロのACE-SMで・・・SLより出力が更に高いとのことで・・・こちらもSLと同じM'sドーピングが施され・・・何と1/100gまで重さも合わされているとのことで・・・交換が非常に簡易出来るようになっているということですね・・・

ふ~ん、更に音数が増えて、色取りが豊かになって・・・全体のバランスは、少し中低域寄りで・・・音の厚みや濃さが増して・・・実在感が少し増した感じ・・・それに更に手前に出てきましたね・・・

酒仙坊さんからは、私はこっちの方がいいです・・・さっきのACE-SLの方がPP-300よりで、ACE-SMの方がZYXよりですね・・・

Mさんからは、こっちの方が低音に力があって自然に前に出て来る感じで、演奏会場の広さもよく出ますね・・・私の感じでは、比べればややSMの方がZYX寄りなんです・・・SLは、オーケストラを真ん中の席で聞いている感じ・・・SMは、より上等のいい席で聞いている感じ・・・

なるほど・・・やはり聞き方、聞き所が結構違いますねえ・・・σ(^^)私的にはSMは中低域に厚みがあり高域の綺麗な伸びが特徴で、全体に見通しがよくなった感じに・・・

Mさんから、比べると違いが出ますね・・・シェルも対策も全く同じなので、これは、カートリッジの音の違いですと・・・

でも、これは、ドーピングの効果がもの凄く聞いてますねとのコメントに・・・Mさんからは、凄く聞いてますよっと・・・何も対策しないと他のカートリッジとそんなに大きな違いはないですからと・・・

シェルはオヤイデのカーボンのタイプで、シェルリードも銀線で・・・シェルにfoQで対策し・・・シェルリードは木綿糸で巻いてボンドで要所を固めてあるのだそうで・・・この対策で、音の滲みがなくなって、呈すべきところにピタッと定位するようになるのだそうで・・・

なるほどねえ・・・針先から全て振動源そのものですからねえ・・・

っと、気が付けば、一通りのカートリッジを聞き比べたところで時間オーバー・・・

なのでつづきは明日に・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

カートリッジの選択とチューニング

M氏持参のカートリッジはM氏の聴かれる音楽に合わせて選択され、チューニングされたものであることが分かります。ZYXのカートリッジのディーラーによれば、ZYXの国内、国外の販売数の比率は、約1:3だそうで、こういったことも、やはり音楽の聴き方に依存するものと思われます。ダイナベクターの技術部長から同社の製品は海外の方によく出ていると聴きましたし、国内の市場ではマイナーなFALのスピーカーも海外によく出ているそうです。

Re: カートリッジの選択とチューニング

酒仙坊さん
確かに、M'sチューンには独特な音場展開を感じました・・・後方展開が心地いい酒仙坊邸サウンドが少し前方に出て来る感じで・・・好まれるステージとの距離感が出音にも現れているのかなと感じました(^^;
音の個性を好む人の多い日本と音楽からの印象を捉えようとする海外・・・のような違いがあるのかな?なんて思い始めております(^^;

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