【2418】150208 酒仙坊邸音会(アナログvsデジタル?)(7)・・・(^^; 

さて、酒仙坊邸のチューニング成果の元、レコード再生におけるイコライザーカーブの違いを体験し、つづいてCDとDSDアップサンプリングの聞き比べと・・・

ここでの驚きと収穫は、クラシックを聞かれる方が、どのような要素を大切にして、どういったサウンドを目指されているかといった片鱗に触れられたことと・・・

比較判断基準が個々に大きく違うであろうJazz聞きの皆さんが、概ね似たような点を聴きどころとしておられたと感じれたこと・・・

で、結果的に、その聴きどころの違いが、出音の判断を大きく左右するということが、改めて分かったことが、σ(^^)私的には大収穫!(^^;

勿論、クラシック聞き、Jazz聞きって分け方だけでなく、実際には、聞く音楽と、感じたい部分の違いで、更なる判断の多様性があるってことも再認識したわけです・・・(^^;

しかも、瞬時の直接比較でなしに、イメージでの比較では、個々の経験値などによって、そのイメージが成長、進化し、その差は更に大きく多様性を増すんだろうなとも思った次第で・・・

っと、σ(^^)私の戯言は置いといて・・・

サキソフォンコロッサスをアナログレコードから、高次のDSDアップサンプリング、CDとの比較試聴で、その違いや傾向が少し分かってきたわけですが・・・

皆さんからも・・・JazzはPCMの44.1KHzが・・・とか・・・上げても128DSD(5.6MHz)くらいまでかな?確かにそれより上げると響きがもっと出てくるけど・・・とか・・・クラシックは、512DSD(22.4MHz)に上げるとよくなるけど・・・Jazzだと物足りなくなるな・・・とか・・・

酒仙坊さんからも・・・去年の夏に、クラシックで同様の比較試聴実験をブラインドで実施され、喧々諤々・・・ところが、美空ひばりをかけたら、急にPCMとDSDの区別もがつかなくなったと・・・で、今回のこの状況も踏まえて・・・得意な分野で、何かリファレンスがあるったり、自分のイメージがはっきりしている場合は、その方向に印象が引っ張られますねとのこと・・・

なるほど!・・・確かに仰る通り棚と、σ(^^)私も納得のご意見・・・(^^;

で、おつぎは先のイーグルスのホテルカリフォルニアを・・・まず、PCMの44.1KHzで・・・

あ、結構バランスが違うんですね・・・レコードの時の印象より、低域よりな感じで・・・

でもって、今度は512DSD(22.4MHz)で再生・・・

うん・・・メロディーラインが綺麗に流れ出して、曲としては整って行くんですが・・・一方で大人しくインパクトが減少する感じで・・・

ここで、皆さんからも・・・響きはよくなるけど・・・立ち上がりが・・・CDからのリッピングの場合は上げても128DSD(5.6MHz)くらいまでかな?と・・・PCMそのままと、DSDアップサンプリングの良さの、両方のいいところを足せるといいんだけどと・・・(^^;

で、おつぎは・・・マイルスデイビスのラウンドアバウトミッドナイトを、レコードとCDで聞き比べを・・・

【マイルスのラウンドアバウトミッドナイト】
2418-01マイルスのラウンドアバウトミッドナイト

で、まずはレコードを・・・これは、コロンビアのアルバムなので、最初からColumbiaカーブで行きますと・・・(^^;

おお、やっぱりこうして聞いてくると、レコードのエネルギー感って独特のものがあるんですね・・・私的なイメージだと、ヒモともまた違う力強さがあるように感じるんですが・・・よく言われる回転のエネルギー?針が溝をトレースして発電させるから?・・・(^^;

と、それじゃあこんどは・・・国内盤のCDをPCMの44.1KHzでと・・・

う~ん・・・何か元が違うんじゃない?って思うほどの違い・・・傾向としては、イメージを、何かレコードに近付けようと言う感じなんですが・・・少しあからさまに中高域を立たせてる感じがして・・・まるで、ColumbiaのレコードをRIAAカーブで聞いてるみたいな・・・(^^;

じゃあ、今度はちょっと上げてみましょうかと・・・512DSD(22.4MHz)で再生・・・

ああ、やっぱり、インパクトが無くなって、非常に整えられた綺麗なメロディーに・・・

皆さんからも・・・大分大人しくなったね・・・響きはいいんだけどと・・・

それじゃあ、もう一度、レコードをRIAAカーブでかけて見ましょうかと・・・

あら?・・・やっぱり、さっきのCDをPCMの44.1KHzで再生したのとすごく方向性が似てる!・・・国内盤のCDって、ひょっとして、レコードをRIAAカーブで再生した音を参考に作ったんじゃないの?・・・(爆

う~ん・・・CDのマスターは、アナログテープからじゃないの?・・・まさかRIAAカーブのイコライジングがされたテープなんてことは無いでしょうから・・・やっぱり国内でリマスターする際に参考にした音が、レコードをRIAAカーブで再生した音だったってこと?(^^;

で、酒仙坊さんからの、このレコードはどのカーブ?って確認に・・・皆さんらColumbiaって・・・若干1名、だったら僕もColumbiaって・・・そう言うのは、ネコロンビアですよ!って・・・(大爆笑

でもって・・・アナログとCDではアナログ・・・PCMの44.1KHzとDSDアップサンプリングだったらPCMの44.1KHz・・・って結果に・・・

と言うことで・・・またまた今日も1曲のおさらいで、時間切れ・・・(^^;

ってわけで、つづきは明日に・・・ま、いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

的確な分析ありがとうございます。

DSDとPCM、アナログの違い、またサンプリング周波数の違い等に関する音楽ジャンルとの関係についての的確な分析ありがとうございます。こういう分析をしていただくと聴く音楽が違っていても相互理解が増してきます。
ところでベルリンフィルのDigital Concert Hallですが、一番敏感かつ的確に反応されたのはコンサート通いの多いS氏でした。昨日はクラシックを聴かれないD氏とM谷氏がパワーリベラメンテの効果を確認に来られ、アンビエンス成分の多いDSDやアナログの鳴らし方をすると拒否反応を示されましたが、Digital Concert Hallだけはホールトーンが豊かで環境ノイズが多いにも関わらず受け入れてくれました。思うにカメラワークと個々の楽器を狙ったマイクアレンジが巧みで視覚と聴覚が連動して今鳴っている楽器の音がよく分かり、アンビエンスの豊かさがマスキングされてしまうのではないかと分析しています。

クラシックの場合?

クラシックといっても愛好家の全てがMt-T2さんがおとなしく感じられるDSD的なコンサートホールの最良の席、ホールの音と混じった上品な?鳴りを好む訳では有りません。最前列でもまだオフと感じることもあるわけです。一般的?あるいは代表的なクラシックマニアが確かにおとなしく、オフな音を好むのは確かですが。貴方がクラシックの人の耳と現在思われる判断は間違いで音楽の本質を聴く一部のクラシックファンはむしろ貴方の耳に近くジャンルに拘らず力感、鮮烈さなどが重要で小綺麗さ、ホール感、きめ細かさなどは当たり前に必要なだけなのです。音楽にはジャンルは存在せず本質的なものは貴方が既にとらえられているあのポイントなのです。今想像されているクラシック愛好家の捉え方というのは間違いです。

Re: 的確な分析ありがとうございます。

酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
私的には、Digital Concert Hallが好評価なのは、マルチマイクのライブ録音で、ほとんど編集なしのソースだからではないかと感じます。
いわゆる鮮度感が維持されているため、音の立ち上がりやインパクトが、比較的感じやすいのではないかと・・・
ただ、酒仙坊さんの仰る映像によるバイアスも大きな要因であるのも確かなように思います(^^;
人間って日々、自分の好みや興味で、無意識に脳内変換の訓練をしているのではないかな?なんて気もして来ました・・・(^^;

Re: クラシックの場合?

スタジオマンさん、コメントありがとうございますm(_ _)m

なるほど!・・・仰る通り、少々表現が雑過ぎました・・・ここで言うクラシック聞き、Jazz聞きは、一般論というわけではないですね(^^;
そう言われれば、σ(^^)私の音友達にも、クラシックのコンサートはかぶりつき席で、CDの再生もオンマイク的なダイナミックさや熱気に重きを置いて聞く人がいらっしゃいます・・・

それに、実際に演奏をさている方は、音楽ジャンルに関係なく、オフよりオンな傾向、立ち上がりや音触よりに少しウェイトを置かれるような印象を持っています(^^;

なるほど、音楽ジャンルというより、やはり経験や好みの蓄積で、個人毎にイメージするサウンドが違うってことなんですね(^^;

聴く音楽の割合

小生の場合、年間30回程度のコンサート通いで、チェンバロなど極小の音量のものや無伴奏バイオリンなどのものが4割程度、弦楽四重奏などの室内楽が3割程度、中程度のアンサンブルが2割程度、ブルックナーやマーラーの大編成オケものが1割程度です。ルネサンスやエリザベス朝やバロックものでは音律やピッチも多様ですし、スタンウェイをがんがん弾きまくるものや、金管の咆哮やクランカッサの一撃まで、再生装置の調整には苦労しています。今月はオケ1回、チェンバロ1回、無伴奏バイオリン1回、本日午後は室内楽で、最後がバロックバイオリンです。

Re: 聴く音楽の割合

酒仙坊さん
ハイ、酒仙坊さんの調整の積み重ねの成果で、アナログやファイル再生の特徴の違いが分かりやすかったのだと思います!
特に持ち込みの音源は、持参者以外は聞き馴染んでいないので、その印象のコメントから、σ(^^)私的に、皆さんがどういった部分を大切に聞かれているかということを憶測させていただいたわけなんですが・・・
言葉の表現でへまっているようですね(滝汗・・・m(_ _)m

礼儀作法

クラシックとは音楽の中に礼儀作法が有ります。しかしそれに反抗するのでなく概念を破るなどはとても、一方自由な音楽のなかには素晴らしいものが一杯。優劣も比べる必要もない。楽譜や作曲家の枠を超えることはとてつもない才能無しには有り得ない。その極めて少ない才能の持ちぬしは音楽のジャンルからはみ出してきて感動を生み出します。Mt-T2さんがそのような演奏家を見つけられた時にはきっと私の言いたいことを解っていただけることでしょう。クラシックはお行儀があるので大変なのです。コンサートホールでのクラシックの殆どはきれいごとなのでは?
言いすぎたかな?

Re: 礼儀作法

スタジオマンさん、コメントありがとうございますm(_ _)m
σ(^^)私にとってのそう言うアーティストがいるわけではありませんが、枠に収まりきらないアーティストは、自ずと突出してくるというのは、何となく分かる気がします(^^;
例え聞く側がクラシックの礼儀作法を知らずとも、その垣根を越えて心を動かす演奏があると言うことと似てますかね・・・(^^;

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